住居兼「板倉の家 体感スペース」

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「伝統構法 板倉の家」による自宅建て替えを計画、進行します。

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先行足場、土台引き取り----12月8日

徳島に土台・大曳を取りに来ています。
現場では、先行足場を組んでいます。

土台据え----12月9日

土台は、能登ヒバを使います。

土台はヒノキを使うのが一般的で、虫に強く腐りにくいのですが、防虫、防腐の面から考えますとヒバのほうが、より効果の高いことがよく知られています。ヒバは、別名翌檜(あすなろ)と呼ばれています。ヒノキと同じヒノキ科の木で、香りが強い木です。香りの成分は、「ヒノキチオール」で、これを多く含みヒバ自身の健康な成長を維持すると共に、虫や湿気から自身を守っています。ヒバの切り粉の中にシロアリを入れると死んでしまうそうです。しかし、人には無害です。天然のシロアリ駆除材かもしれません。
一般に、毒性の強いシロアリ駆除・防止剤は、シロアリを避けるだけではなく、人の健康にも影響を与え、シックハウスの一因ともなっています。地中に染み込んだ液は、土や水を汚染することにもなるでしょう。最近はシロアリ駆除材の毒性を落として販売されています(F☆☆☆☆)。しかし、そのために駆除効果が疑われています。
弊社では新築時のシロアリ駆除剤散布は一切行っておりません。

建方1日目----12月10日


徳島より杉材を積んだ第1便15t車が到着。場所をお借りして仮置き、現場まで2tトラックで運搬。
板倉造りの建て方がはじまりました。
林立する柱、板壁その中に大黒柱が座りました。
1日で一階部分が立ち上りました。

建方----12月13日

圧倒的な天然木「杉」の存在感とその香り!

屋根仕舞施工中----12月15日


①室内から見える現わしの杉板。30mm厚
②ヒートバリアシート(断熱・防水シート)
③荒垂木杉45角
④荒野地18mm杉板
⑤アスファルトルーフィング
⑥ガルバリウム鋼鈑横葺き仕様
2重屋根になり、断熱空気層を設けています

屋根仕舞木工事終了----12月18日

ルーフィング貼り施工です。
18日さっそく屋根ガルバリウム鋼鈑貼り工事がスタート。

内部では18日午後の中間検査のための金物、引抜耐力のための、長ほぞ差し込栓打ち・ホールダウン金物取り付けなど。床下への配線工事もほぼ終了。

屋根施行終了----12月19日


屋根ガルバリウム鋼鈑平葺き施工完了です。
サッシの取付け工事も進展しています。

ガルバリウム鋼鈑とは、
アルミ55%、亜鉛43.4%、シリコン(珪素)1.6%から成る アルミ亜鉛合金メッキ鋼板 で、以前よく使われていたトタン(亜鉛メッキ鋼板)に比べ防蝕性能が高く、加工性・経済性の面からも現在、屋根の鋼鈑葺き建築資材として定番になっています。ちなみに甲子園球場の銀傘もガルバリウム鋼鈑が採用されているそうです。(ヨドコウwebサイト)

内装工事----12月25日


2Fでは、防音床マット敷き+根太打ち(根太の間に配線を通します)
根太の上にやはり防音に効くプラスターボードを敷き並べます。
最後に15mmの杉無垢材を貼ります。
階下への音漏れを防ぎたい場合は、このような施工を行います。

内装工事2----1月8日


順調に工事が進んでいます。
30㎜の落とし込み板の外側に、24㎜の木摺りを全面に打ちます。これで、30分耐火認定の構造になります。(PC030BE-0860※)
今回は、外壁に、防水及び採風・断熱効果のあるヒートバリアシートを貼り、胴縁下地で空気層を取った上、焼き杉で仕上げをしています。
屋内設備配管も完成に近づいています。

※安藤邦廣筑波大学名誉教授(現板倉建築協会代表理事)が中心となって、平成19年に大臣認定を取得。このことで、準防火地域(床面積500㎡以下)、法22条区域(床面積3000㎡以下)での、延焼の恐れがある部分の外壁を、木材だけで構成した板壁で設計できようになりました。

太陽光パネル工事終了----1月10日

今回は、隣地東側が3階建なので、日陰でも発電効率が良いといわれるソーラーフロンティア社を採用。(完成後発電量等のご報告をしたいと思います)

焼き杉がほとんど貼りあがってきました。来週には足場を払います。








引き込み工事完了----1月21日


足場を払いました。
電気の引き込み工事が完了。
電気が通ると、温かみが増します。

外構工事----1月29日


隣地境界のブロック積み、犬走りコンクリート打ちに続いて、エコキュートおよびエアコンの取付とすすみ、今日は雨や雪の間隙を縫って、正面のコンクリート打ちを行いました。

ほぼ工事完了----2月22日


外部と板倉の家体感スペースは、ほぼ完成しました。

塀完成----3月10日


板倉の家の防火認定木摺り(158x24)の材を使用。